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2023/07/21 18:25
夏本番となり、サーフィンを楽しむために海に出かけるサーファーの方も多くなりました。
しかし、夏の海はたくさんのサーファーが集まることで、波をゲットするのも難しく、さらにサーファー(サーフボード)同士がぶつかる危険も高くなります。
そこで波に乗りやすく壊れにくい「ソフトボード」でサーフィンを楽しんでみたいと考える方も多いのではないでしょうか?
ただ、「ソフトボードは本当に楽しいの?」「上達に繋がる?」「メリットは何?」などあらゆる疑問を持ったまま購入を悩む方も少なくありません。
この記事ではソフトボードの特徴から一般的なサーフボードの違い、使った人にしかわからないメリットを解説します。
今後、ソフトボードでもサーフィンを楽しんでみたいと思う方はぜひ参考にしてみてください!
この記事の監修者
名前 岩淵 優太 プロ
経歴 2010ジュニア選手権2位
aspジュニアランク21位
現役プロサーファーとして活躍する傍ら、鵠沼海岸に店舗を構える「Surfer’s Station」にてサーフィンスクールのコーチとしても活動中
ソフトボードのメリットと魅力
ソフトボードは、全サーファーが楽しめるサーフボードですプロサーファーでもセカンドボードとして遊んだり、普通のサーフボードとは違う動きや楽しみ方でソフトボードを使っています。
以下の動画では世界的有名なプロサーファーがソフトボードで波を乗りこなし楽しんでいます。
サーフィンそのものは、どんなボードを使っているかよりも「どれだけ楽しめるか」が大切です。
ソフトボードは小さな波でも十分に遊べることができるというメリットもあるので、ほとんどのサーファーにとって魅力的な1本ではないでしょうか?
ここからは、ソフトボードの魅力に合わせてメリットを詳しく解説していきます。
ソフトボードのメリット①波に乗りやすい・つかまえやすい
ソフトボードに限らず、すべてのサーフボードにおいてボード自体の浮力が高いと波のパワーを受けやすく、早くそして多くの波に乗ることができます。
初心者向けサーフィンスクールで、ソフトボードがよく使われる理由はこうした特徴があるからです。
サーフィン自体に慣れていない初心者でも波に乗れる数が増えれば上達もしやすくなります。
また、経験者(中級者以上)のサーファーにとっても、パワーのない小波用のセカンドボードとして使われることも多いです。
ソフトボードのメリット②壊れにくい
サーフボードは少しの傷やヒビでも浸水してしまうため、非常にデリケートなモノです。
しかし、ソフトボードはクッション性の高いスポンジ素材で覆われているため、多少ぶつけてしまっても、傷がついたりヒビが入るようなことは起こりにくいです。
ソフトボードでは、持ち運びの時にコンクリートなどの硬いものにぶつけてしまって焦ってしまうような心配もなくなります。
※絶対に傷がつかないという訳ではないので、他のサーフボードと同様に大事に扱うことは大事です。
ソフトボードのメリット③怪我をしにくい
上記の内容につながるメリット・魅力ですが、ソフトボードは名前の通り柔らかい素材で作られているため、身体(主に膝やスネ)がボードにぶつけて怪我をしてしまうことはありません。
また、サーファーが多く混み合った海でサーフィンするときは、他人にボードをぶつけてしまうリスクがあります。
相手のサーフボードを傷つけてしまう、怪我をさせてしまうといったことは絶対に避けたいアクシデントです。
しかし、ぶつからないように「避ける」のは相当なスキルが必要になります。
初心者~中級者でも事故としてぶつかってしまうことは珍しくありません。
そんな時にソフトボードを使っていれば、サーフボードが損壊してしまったり相手に怪我を負わせてしまうといったリスクが大幅に軽減されるのです。
ソフトボードのメリット④一般的なサーフボードより安価で買える
サーフボードの価格はブランドや形、性能によって異なりますが、ソフトボードでも同じです。
しかし、ソフトボードはハードボード(PU・EPS素材など)に比べて全体的に価格相場は安いです。
「もう一本ボードが欲しい」「波によってボードを分けたい」とセカンドボードの購入を検討している方にとって、ソフトボードの購入はおすすめの選択肢です。