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2025/10/20 15:22

🏁 はじめに:フィンでここまで変わるとは正直、驚きました。

私たちも数え切れないフィンを試してきましたが、
Crypto Power Drive Fin(クリプト パワードライブ)は、その中でも“説明しづらい良さ”を持つモデルです。

最初に感じたのは、「走る前に、踏める」 という感覚。
フィンというより、“ボードの根本的な乗り味を作り直すパーツ”に近い印象です。

今回は、実際に使用した上で、Twin FUTURE と 5PAC FUTURE のそれぞれの特徴と違いをレビューします。


🔷 Twin FUTURE(ツイン)― ルース感のその先にある“押し出し”

一般的なツインはルースで気持ち良い反面、
トップで抜けすぎたり、波のパワーがないと失速するケースが多いです。

ところがCryptoのTwinは、

「抜ける瞬間に、戻ってくる。」

レールを入れたまま、ワンテンポ“押してくる”感覚。
そのおかげで、小波でもラインを描けるツインになっています。

✔ こんなライダーにおすすめ

  • ツインで“当て込み”を狙いたい

  • フィッシュやミッドにパワーを与えたい

  • 小波でも失速しないセットを探している

✔ 試して感じたポイント

項目評価
テイクオフ  ◎(押し出しが強い)
カービング  ◎(粘る)
リリース  ◯(ターン後半にキレ)
小波対応  ◎

🔶 5PAC FUTURE(5フィン)― 一本で“縦横両対応”できる数少ないセット

5フィン構成として発売されていますが、実質は **「ThrusterとQuadを高次元で成立させたセット」**です。

▶ Thruster 使用時

  • リップに当て込みやすい

  • 軸足で踏めば返ってくる、競技志向の動き

▶ Quad 使用時

  • ボトムの伸びが格段に変わる

  • トリップや海外のパワーウェーブに◎

「大会でも使えるQuadをやっと見つけた。」
という声も、ショップに届いています。

✔ こんなライダーにおすすめ

  • 1本の板を波質で乗り分けたい

  • ThrusterとQuadを高性能に使い分けたい

  • 海外や台風シーズンにも対応させたい


🛠 Cryptoの特徴は“素材”ではなく“設計”にある

Cryptoは、カーボンや特殊樹脂を誇張することはしていません。
実際のキモは “フレックス配分とフィンエリアの形” にあります。

デザイン要素体感する効果
厚めのベース初速と踏み込みトルク
コントロールされたレイクカットバックで戻る力
適度なフレックス溜め→解放の間合い

🎯 フィン選びに悩んでいるなら、これは“答えの一つ”になる

「フィンでここまで変わる?」
と、半信半疑でテストしたスタッフも、全員が首を縦に振りました。

最後に、このフィンを試してほしいライダー像を整理します。

ライダータイプおすすめ
小波〜頭サイズを一本で楽しみたい  Twin FUTURE
波を選ばず攻めたい/大会も出る  5PAC FUTURE
フィッシュやミッドを戦闘ボード化したい  Twin FUTURE
海外・台風・遠征でも使いたい  5PAC FUTURE

🏁 まとめ ― ドライブは、ただのスピードではありません。

Crypto Power Drive Fin は
「ただ速いフィン」ではなく
“波との対話を変える道具” です。

試した瞬間、言葉よりも先にラインが変わります。


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