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2023/07/07 15:20



これからサーフィンを始めたいと思っている人の中には、「ウエットスーツってどんな物を買ったらいいの?」や「夏でもウエットって必要なの?」などウエットスーツに対して様々な疑問を持っている方も少なくないと思います。


夏にTシャツ、冬はダウンのアウターを着るようにウエットスーツも季節や水温などを考慮して選ぶ必要があります。


この記事では、ウエットスーツに対する様々な疑問を解決しつつ選ぶ時のポイントも紹介していきます!


ぜひ最後までご覧ください。



ウエットスーツの種類

ウエットスーツを選ぶポイントを紹介する前にどんな種類があるのか、知らない方もいると思うので、まずはウエットスーツにはどんな種類があるのかを紹介していきます。


同じような見た目でも厚さや素材にも様々な違いがあるので要チェックです。


セミドライ(5mmフルスーツ)



保温性が高いので、冬の海水が冷たい時期に着用する長袖、長ズボンタイプ。


生地の厚みは5/3mmが一般的です。
5/3mmとは動きやすさが必要な腕には3mm、保温性を高めたいボディには5mmの生地を使用しています。


生地はスキン素材と裏地には裏起毛を使用しているものが主流です。


3mmフルスーツ



少し肌寒くまだ海水が冷たい春や秋頃に着用する長袖、長ズボンタイプ。


形はセミドライ(5mmフルスーツ)と同じですが、使用している生地に大きな違いがあります。


ストレッチ性が高いジャージ素材を使用したものが主流です。


シーガル



気温が暖かく、水温が低めの春や秋頃に着用する半袖、長ズボンタイプ。


生地は3mmが一般的です。


初心者の方は、夏でもこのシーガルタイプがオススメです。


フィンやボードなどで怪我をしないためになれるまではウエットスーツを着用するといいでしょう。


スプリング・ロングスプリング



水温が高めの春や秋頃に着用するタイプで、生地は3mmから2mmが一般的です。


スプリングは半袖、半ズボン 

ロングスプリングは長袖、半ズボン


シーガルと着用時期はほとんど一緒です。


夏の早朝や夕方、天気が悪く気温が下がる日の冷え対策にもオススメです。


ロングジョン・ショートジョン



春、夏、秋の水温が高い時期に着用。


ロングジョンはノースリーブ、長ズボン
ショートジョンはノースリーブ、半ズボン


タッパーやジャケットと併用することでフルスーツのようにも着用できますが、中に海水が入ってくるのでフルスーツのような保温性はなく、水温の低い時期の防寒としてはあまりオススメできません。


タッパー/ジャケット


水着やサーフパンツと組み合わせて着用するタイプでフロントにファスナーのついたものもあります。


夏は水着やサーフパンツ、春・秋はロングジョンと組み合わせて着用ができてとても便利です。


ベスト


タッパー同様に真夏用で水着やサーフパンツなどと合わせて着るノースリーブタイプのもの。


日焼けや怪我対策で着用することもあります。


ウエットスーツを選ぶポイント

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ウエットスーツを選ぶ際に一番大事なポイントはサーフィンをする季節と場所です。


中には「1年中サーフィンする!」という方もいると思いますが多くの初心者の方は、暖かくなってきた春頃から夏の時期にやる方がほとんどではないでしょうか。


暖かい時期に分厚いウエットスーツでは暑いですし、寒い時期に薄いウエットスーツでは寒くて風邪を引いてしまいます。


どの季節であっても快適にサーフィンするために正しいウエットスーツ選びをしましょう。


1.サーフィンをする季節を決める

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最初にウエットスーツにどのような種類があるか紹介しました。


1年中やるから全種類購入しないといけない?と思った方もいるのではないでしょうか。


そんなことはないです!
似たような用途の物もあるのでたくさんある種類の中から自分に合うものを購入しましょう。


まずウエットスーツを選ぶ前にいつやるのかを明確に決めておきましょう。


初心者の方の多くは春や夏の暖かい季節にサーフィンをしようと考えている方がほとんどだと思います。


比較的、低予算で揃えられるのでまずは暖かい季節にサーフィンをする時に着用するウエットスーツからの購入をおすすめします。


2.サーフィンをする場所を決める

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初心者の方はこれを見て「なんで場所を決める必要があるの?」と疑問を持つのではないでしょうか。


これにはちゃんとした理由があります。
場所によって、水温・気温が異なるからです。


北海道では真夏でも気温は涼しく、水温もそこまで高くないので1年を通してセミドライなどのフルスーツを着用する時期がほとんどで、冬は必ずグローブ・ブーツなどが必須です。


逆に沖縄では冬でも気温は17℃〜19℃と暖かく、水温も20℃以下になることはほとんどありません。
1年通してもセミドライはもちろん、防寒のためのブーツやグローブは必要ないです。


なので、自分が一番サーフィンをする地域の気温や水温を考慮して購入するウエットスーツも変えていかなければなりません。


地域別のウエットスーツの選び方はこちら↓
サーフィンウエットスーツの選び方 地域別季節対応表


ウエットスーツを購入したら

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ウエットスーツを購入したら、合わせて揃えておきたいアイテムがあります。


大事なウエットスーツはなるべく長く愛用したいですよね。


長く着るためにはしっかりとしたケアが必要です。


1.ウエットスーツ用ハンガー

セミドライやフルスーツ、ジャケットなどを干したり掛けておくときには型崩れ防止のために

必ずウエットスーツ専用のハンガーを使用しましょう。


ウィングハンガーⅡ

マルチハンガー

冬場にブーツやグローブを干したい時に便利なハンガーです。


タオルなども一緒にかけれるので場所を取らず使いやすいアイテム。


2.ウエットスーツ用シャンプー・コンディショナー

ウエットスーツを着用してサーフィンをしたあとに、水ですすいで干すだけでは海水で付着した汚れや塩、ワックスなどが綺麗に落ちません。


ウエットスーツ専用のシャンプー、コンディショナーなどでしっかりと汚れを落とすことが長持ちさせるためには欠かせません。


ウェットスーツ シャンプー


ウエットスーツ コンディショナー


ウェットスーツ コンディショナーインシャンプー

ウエットスーツの詳しいお手入れ方法はこちらから↓

「ウエットスーツお手入れ方法を解説! 長持ちさせるには何が大事?」



まとめ

今回は初心者の方が気になるウエットスーツについて解説しました。
自分にあったウエットスーツ選びを楽しんでくださいね。


この記事で紹介したウエットスーツケア用品はもちろん、その他サーフィングッズはBeachculture onlineにて取り扱っております。

https://www.beachculture.co.jp/

ぜひ、チェックしてみてください!